むちうち(交通事故)で「異常がない」と言われたら?事故後しばらくして痛くなったら?
2017/01/18| カテゴリー:こんな時どうする?
「異常が無い」のではなく、「異常を見つけられない」
交通事故によるむちうちは、首~肩の痛みや強いこわばり、頭痛、めまい、しびれなど様々なつらい症状を引き起こします。しかし、病院のレントゲン、MRIの検査では「異常なし」と言われることが多いのは何故でしょうか?
これは、病院での検査が、筋肉の問題、背骨の骨格の異常など(不整列)に焦点を当てない結果であると言えます。
「異常がない」のではなく、「異常を見つけられない」と言ったほうが正確でしょう。
「検査では異常がない」とされるむちうち症状の原因は、筋肉、腱などの軟部組織や骨格の歪み、関節と関節のつなぎ目部分に不具合の原因が隠れています。
「異常がない」からとつらさを我慢するのではなく、積極的に筋肉・骨格への治療を受けることが治癒への近道です。
事故後しばらくして痛くなってきたら?
事故後どれぐらいたっているのかにもよりますが、時間が立てば立つほど事故との因果関係がはっきりしなくなります。
物損の届出しか出していない場合は、すぐに病院を受診して、人身事故に切り替えます。保険の担当者に連絡をとり、治療を受ける旨、承諾を受ける必要があります。
なるべくこういう状況は避けたいものです。なんでもないと自己判断せず、ある程度通院しておいたほうがのちのち安心です。