橈骨神経麻痺(Radical Nerve Palsy)はハネムーン症候群(honeymooner’s palsy)、サタデーナイト症候群(Saturday night palsy)とも呼ばれます。
Radical Nerve palsy Honeymooner’s Palsy
Nerve Palsy is also known as Honeymoon palsy or Saturday Night Palsy….Scroll down to the bottom of the page for more details in English.
ハネムーン症候群は、ハネムーンの夜、男性が女性を腕枕して寝て起きたら・・・手が麻痺していたことからくる英語名。サターデーナイト症候群はなぜ土曜日の夜か?当院に来院される麻痺の方で特に土曜日発症が多いというわけでもありませんが、飲酒がらみのことが多いので、休みの前日に羽目を外して・・・飲みすぎて床で寝てしまって、ソファーで寝てしまって・・・ということだと思います。
現在、橈骨神経麻痺の臨床例は2500以上ありますが、ハネムーン症候群のような圧迫でなったと来院された方にはまだひとりもお目にかかっていません。
なぜか?私の推測ですが、ひとつ目は、腕枕をすると相手の頭で圧迫される部分は腕の内側です。ここには橈骨神経は走行していません。ただ反対側の上腕外側は頭の重みで押されるので、そこを走行する橈骨神経が圧迫されるリスクはあります。しかし、上腕外側はやわらかいベッド面と接しているので麻痺は逃れられる。床の上で寝ていたら、状況は違いますが、ハネムーンで床の上に寝るカップルはいないでしょうから。
橈骨神経麻痺は自分の上腕骨(硬い)と椅子のひじかけ部分や電車のポール、フローリングの床などの硬いものとの間に橈骨神経が挟まれて麻痺を生ずることが多いのです。
推測の二つ目。そもそも日本人はハネムーン症候群になるような腕枕をあまりしない。洋画など観ていますと、男性の腕のなかで寝る女性というシーンはよく見かけますが、日本人はそういう寝方をしない・・という理由かもしれません。
橈骨神経は上腕の外側を走行しています。15分ぐらいの短時間でも発症しますので、上腕外側は圧迫はしないようご注意ください。
Radical Nerve Palsy(Honeymoon Palsy,Saturday Night Palsy)
Radical Nerve Palsy is also known as Honeymoon palsy or Saturday Night Palsy .There are slight differences between the two,it’s more on how people get it.
Honeymoon palsy is commonly acquired whenever men lay their arm under their partner’s neck,especially at night when they sleep.In,such situation,the nerve is pressed by her head that may cause their nerve palsy to occur.Numbing and difficulty in moving the wrist are the possible symptoms.
Regarding Saturday Night Palsy,the major factor is whenever the influence of alcohol is overwhelming,we have the tendency to fall asleep even on hard surfaces such as on the floor,on the table,on the edge of the bar.So,when the nerve is pressed against hard surface, there’s a big chance to have radical nerve palsy.